出会いのまち

菊川の流れのほとりに、演劇をメインとした芸術ホールとして、平成4年に開館。
大ホール(1,201席)は、本花道、回り舞台を備えており、観客と出演者の距離を近づけるため、三層構造の客席となっています。
また、前部隊と音響反射板を使用する事により、音楽ホールとしても利用されています。”お茶の菊川”をイメージしたホール内は、グリーンを基調としています。
緞帳は「ファンタジック・アエル」と名づけられた高さ9m、幅18.6mの西陣綴錦織の技法を用いたものです。華やかさと拡がりをテーマに牧之原台地の大茶園、菊川の流れ、咲き誇る菊花、壮大な富士山が描かれ、高い芸術性に併せて暖かさ、美しさ、やさしさを感じさせるものです。
この他に、講演会、展示会、パーティーなど多目的に利用できる小ホール(400席)や会議室、展示室、リハーサル室、和室、茶室などが併設されています。

水墨画家・故佐々木鐡心のアトリエの一部を記念館として公開しています。
昭和40年代から晩年までに、この地で生み出された作品の数々と、鉋を中心とするコレクション、自然の素材を生かした記念館の建築自体も作品として鑑賞できる小さな美術館となっています。
喫茶コーナーのお茶とお菓子での一服や、水墨画の体験も可能です。

常葉美術館 Tokoha Art Museum
【休館日】
特別企画展(有料)開催中の休館日 木曜日
【開館時間】9:30~17:00(入館時間は16:30)
【TEL】0537-35-0775
【アクセス】
東名菊川ICから車で5分、JR菊川駅から徒歩15分
(学)常葉学園が昭和52年に開館。
美術館は学園に学ぶ生徒にとって研鑽の場であると同時に、地域の人々の文化の向上にも貢献しています。
特別企画展開催時のみ開館しています。

登録有形文化財 赤レンガ倉庫
【開館時間】日曜日の10:00~16:00に開館しています。
その他の時間の見学は予約制ですので、NPO菊川まちいき大橋または櫻井へご連絡ください。
【TEL】
大橋0537-35-2876
櫻井0537-35-2053
【アクセス】
東名菊川ICから車で5分、JR菊川駅から徒歩3分
この赤レンガ倉庫は、明治33年(1900年)に建てられた製茶工場の一部です。
東海道線の開通後に富士再製会社がここに広い工場を作りました。
製品のお茶を鉄道で清水港へ運び、海外へ輸出して繁栄し、多数の建物が出来ました。
大正時代に建物は静岡市内へ移転し、跡地は商店街となりました。
現存するのはこの建物のみです。
この建物は菊川の街のルーツであると同時に、当時の製茶工場の様式を現在に伝える日本で唯一の産業資産です。
保存管理:NPO法人 菊川まちいき

